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租税条約はどのような役割を担っているのか?

租税条約とは、自国以外の海外でビジネスを行っていく際に、企業がスムーズにビジネスが行えるように相手国との間で締結する課税に関する条約です。

その役割としては、ビジネスを展開している国にある事業所にて得られた利益にのみ課税をしたり、配当や利子などの投資することで得た所得に対してその国の税率による課税をしたりする、課税に関する安定的な確保を目指すことや、当該国および企業の自国の双方から課税されるといった二重課税の防止の役割もあります。
また、脱税や租税を回避する事象をできるだけ避けることから、自国の税務部署および租税条約締結相手国の税務当局の間で、銀行口座の情報も含んだ納税者の情報のやり取りを行ったり、滞納した税金の徴収に関する相互の支援作業を行ったり、といった対応を実施することにより、お互いの国での課税を取得し易くしてできるだけトラブルの無いようにしていく役割があります。