コラムcolumn

IFRSは原則ベースの会計基準

ifrsというのは、IASCという機関が定めている会計基準のことで、企業が財務諸表を作成する際の原則などを定めたものです。ifrsは、ヨーロッパ諸国を中心にして導入が進んでいて、グローバル経済が広がる中で各国の企業会計のスタンダードとなりつつあります。
しかし、日本やアメリカでは、従来の会計基準とは様々に異なる点があるため、導入に関する積極的な議論が行われているものの、2016年現在も完全には採用されていません。そのため、国際税務に携わる人にとっては、国内の会計基準とifrsとの相違が問題になってきます。
ifrsは、原則ベースの会計基準だと言われています。一方の日本やアメリカでは、原則よりも細かな規則を重視するルールベースの会計基準が用いられています。
原則ベースの会計基準とは、企業が財務報告をする際の原理や原則だけを決めておき、細かな部分については、企業それぞれの判断にゆだねるというものです。また、ルールベースの会計基準では、企業の収益とコストに主眼を置くのに対して、原則ベースの会計基準では、資産と負債を重視するという特徴があります。