コラムcolumn

税務リスクマネジメントの重要性

税務リスクの例としては、先ず、追徴課税が発生した場合に、課税額が利益を上回ってしまうケースが挙げられます。それに対する国際税務戦略の目的としては、事業戦略や国際戦略等の実行コストと税務関連コスト等のバランスを図ることにあります。税務リスクには、大きく分けて3種類のものがあり、その一つが追徴課税と対応コストとしての財務的リスクです。2つ目は、税務調査が入ることによる企業イメージの低下と風評リスクになります。そして、3つ目として挙げられるのが、法律違反に伴う刑事責任の追求リスクと言えます。税務リスクマネジメントでは、これらのリスクが最小限になるように、業務及び管理上のプロセスを評価・改善し、場合によっては全面的な見直しを図ることになります。日系の多国籍企業においては、海外のオペレーションに関する税務リスクマネジメントにおいても、国内と同様のレベルと体制において維持することが重要になると言えます。