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株式報酬に係る税制改正について知っておきたい前知識と手続き

内国法人が個人から受ける役務提供の対価として譲渡制限株式を交付した場合の法人税法と所得税法の取り扱いが新設されたことが改正のポイントになります。
当該内国法人または当該内国法人の100パーセント親法人の譲渡制限株式を交付したときには、被付与者に課税事由が生じた日に内国法人が役務提供を受けたものとして役務提供の対価に係る費用を損金算入することが認められることになりました。
改正された大きな点としては株主総会での承認などを経た場合には譲渡制限株式が役員報酬として交付されても事前の確定届け出が不要になったことです。
中長期的な利益の向上を目標としてストックオプションを発行することができるようになるので、業績に応じてスピーディに発行できるようになりますし、課税を遅らせて計画的に税額を少なくすることが可能になります。無償発行が原則で年間1200万円まで、譲渡制限があり、付与決議後2年を経過した日から10年を経過する日までといった行使期間など国際税務の税制適格要件を満たしていることも必要になりますのであらかじめ注意しておく必要があります。