コラムcolumn

国際税務におけるタックスプランニングについて

国際税務におけるタックスプランニングでは移転価格税制などの国際税務上のルールや租税条約、各国の税制に従い合法的な節税計画を立てて、税務リスクを抑えます。
国際税務を活用したタックスプランニングの一例がキャプティブの活用です。キャプティブとは企業が海外に設立した自社専用の保険会社のことです。企業は海外にキャプティブを設立することで、保険料の一部を国内元受の保険会社からキャプティブへ再引受させられます。これにより再保険引受利益やキャッシュ・フロー増加が見込まれますし、海外での設備投資やM&Aに回すことも可能です。キャプティブを設置する場合、日本より法人税率の低い国ならキャッシュ・フローを増やせますが、タックスヘイブンなどの課税率が極端に低い国では日本の税制に触れ課税される恐れもあります。
日本より金利が高い海外での資産運用を考える場合、為替リスクだけでなく税金コストも運用益に大きな影響を与えます。そのため国際税務の観点から、海外での資産運用に対しアドバイスするのもタックスプランニングの役割です。