コラムcolumn

国際税務においてはどんな点がポイントになるか

国際税務を扱う時にigsがしばしばポイントになるのは、その対価を決めることに難しさがあるからです。まず、海外の関連企業に対して行うサービスが、対価を得るべきものなのかどうかが問題になります。これは、独立した法人に同様のサービスを提供するのであれば、報酬は発生するか、という点から判断されます。
対価を取る場合には、それをどれくらいの金額とするかも大きなポイントです。igsは、企業グループ内でのみ行うものであるため、他に比較基準を見つけることが困難だからです。そのため、igsの独立企業間価格を決める際には、原価と利潤からこれを算定する原価基準法などを主に用いざるを得ません。
また、本業に付随する業務であれば、原価のみを独立企業間価格とする規定もあります。どこまでが付随業務で、どこからが独立した役務提供なのか、ということも判別が難しい点です。付随業務であるか否かは、主にコスト面での比重から判断されます。
いずれにしても、対価を回収し忘れることは課税リスクを招くことになります。igsについても、あらかじめきちんとしたコスト管理をしておくことが必要だと言えます。