コラムcolumn

そもそも国際税務とは?

国際税務という言葉に対する法律上の明確な定義は特に存在しません。ですから、媒体や文脈によって解釈が微妙に異なる場合があります。ただし一般的な解釈として、国際税務は2つ以上の国で交わされる取引に伴う税務問題を指しています。
各国には課税権があるので、国によって税法も異なるのが一般的です。例えば2国間以上で商取引をして利益が生まれた場合、どちらの国の税法に基づき課税するのか、両国で課税するのか等の問題が発生します。こうした税務問題を解決に導くのが国際税務の役割という訳です。国際税務の考え方がないと、どちらの国で課税すれば良いか分からなくなるため、双方の国で課税される二重課税のリスクが高まります。二重課税は税金を必要以上に払っていることになるため、取引で利益を出しても二重課税によって損をする可能性もある訳です。
特に近年はグローバル化が進み、諸外国との商取引も増えているので国際税務の重要性も増しています。